大人カジュアルの考え方
前回までのスーツの知識をどのようにカジュアルに応用していくかをお話します。
スーツで学んだサイズ感や色数の少なさと言うのをベースに考えると分かりやすいと思います。どうしても休日着やカジュアルと言うとチェックのシャツやロゴの入ったTシャツなどを選びがちですが、学生ならまだしも大人であればもう少しキチンとしたカジュアルを選びたいものです。
例えばカジュアルの基本のジーンズを選ぶ際でも、ジャケットに合うようなジーンズを選ぶと勝手にオシャレ感が出てきます。スラックスを選ぶ感覚ですね。また、ブルゾン等のアウターを選ぶ際もスラックスに合うようなものを選ぶと間違いがありません。つまり、スーツのアイテム一つ一つを置き換えても違和感ないようなものを選ぶと勝手にオシャレになっていくんです。インナーのシャツもTシャツ等のカットソーに置き換える場合、ジャケットに合うかどうかというのが大人のカジュアルの選び方になります。スニーカーを選ぶ際もスーツやジャケットに合わせる事が出来るか出来ないかで選べは間違いありません。
この法則さえ覚えてしまえば、どこのブランドで買ってもブレることがありません。まずはこの法則で選んだアイテムを使って、ご自身の基本のスタイルを一旦決めてしまいましょう。
例えば僕のスタイルは紺の上下+白のインナーと黒の小物が定番ですが、これはスーツでもカジュアルでも変わりません。カジュアルの場合は紺のコットンのジャケットに紺のジーンズ、白いTシャツや黒いスニーカーなどです。
このような選び方をするとスーツの時とあまりイメージのブレもなく違和感がありません。スーツだとカッコ良いのに休日はガッカリという事もなくなり、しかも大人っぽく仕上がります。
特に日本の場合は休日に砕けすぎる傾向がありますので、このようなスタイルでいるだけで周りとの差別化を図れると思います。